6 学生会の対応
6.1 全国高専からの激励
下記の他高専学生会および神戸高専電子工学科有志から本校学生会に激励と義援金・見舞金をいただいた。
- 沼津高専寮生会
- 大阪府立高専学友会
- 松江高専学生会
- 津山高専
- 広島商船高専
- 関東甲信越地区の高専
- 神戸高専電子工学科有志
また、このうち沼津高専、大阪府立高専が震災直後に本校を訪問、激励してくださった。
6.2 義援金について
義援金・見舞金の使途について、全学生にアンケートを行って意見を聞いた。それをもとに学生会で検討し、被災学生を対象に3月の期末試験に電卓を、4月に体操服と体育館シューズを、6月に水着を配布した。残金については、有益な使途を検討中である。
6.3 ボランティア活動
学生会としては取り組まなかったが、個人的に多くの学友がボランティア活動をしていた。例えば、学生会のメンバーの1人は、自身の家も大変な被害を受けながら避難所である体育館などで、食事を配ったりしていた。また、避難所での水くみの手伝い、救援物資集積所での種別け等、多くの学友の活躍を耳にしている。NHKで放映されていたが、自宅の1部を家をなくした高校受験生に提供していた学友もいた。
6.4 おわりに
今回の震災で、確かに、物質面では色々なものを失ったが、それ以上のものを体得し、感じとったように思われる。最後になりましたが、本当に多くの方々にお世話になりました。学生を代表して御礼申し上げます。
(学生副会長 大西 恒毅)