Google Workspace for Educationについて

Google Workspace for Educationとは

Google Workspace for Education(GWS for Education)はアメリカの大手ソフトウェア会社Googleが、教育機関に対して提供している教育で使用できる様々なGoogleサービスのセットです。すでに世界中の多くの教育機関で利用されており、本校においても、学生への連絡や遠隔授業、情報教育などにおいて利用しており、本校在学在中の学生は常に活用しています。

神戸高専総合情報センターが作成および配付をするGoogleアカウントをを使用すれば、Googleが提供している様々なサービスが利用できます。
一般向けに提供しているgoogleのサービスとは一部機能が異なるものもありますが、画面の構成や各機能の使い方等はほぼ同様です。

目次

利用可能なサービス

学生は配布されたGWSアカウントを使用して、Googleが提供する以下のようなコアサービスを利用することができます。

  • Gmail
    google独自のウェブベースのメールサービスです。教職員または学生同士の連絡に使用します。
  • Googleドライブ
    オンラインのファイル共有サービスです。授業資料の配布や課題提出に使用します。
  • Meet
    オンラインのビデオ会議ツールです。主に遠隔授業で使用し、双方向での会話や画面共有などができます。
  • Classroom
    授業に関する情報共有サービスです。各科目ごとに連絡や課題提出などに使用します。
  • オフィススイート(ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォーム)
    オンラインでの各種資料作成ツールです。授業課題の作成や、プレゼンテーション、アンケート作成などができます。

このほかにもgoogleカレンダー、googleサイトなど、googleが提供する数多くのサービスを利用することができます。各サービスの詳細については こちら をご参照ください.

スマートフォン用アプリ

GWSのサービスは基本的にはPCのブラウザ上で動作するようになっていますが、スマートフォンやタブレットでは、App内での利用を前提としているものがあります。スマートフォンやタブレットを普段使いする学生さんは、以下のGoogleアプリをインストールすることを強く推奨します。
詳細は、入学後GoogleIDを配付する際にお伝えします。

  • Gmailアプリ
  • Classroom
  • google ドライブ
  • google Meet

※平成30年2月1日付で 「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」 が改正され、18歳未満の青少年がスマートフォンや携帯電話の契約・機種変更をする際、店頭などでフィルタリングの設定が義務化されています。入学後に神戸高専が作成および配付するGoogleアカウントをお子様のスマートフォンに設定する場合に、フィルタリング設定によってうまく設定できない場合があります。
神戸高専が作成および配付するGoogleアカウントは教育目的のアカウントですので、保護者のご指導の元設定をお願いいたします。

在校中の利用にあたって

GWSの利用は、「Google社のポリシーと利用規約」 を順守を前提としています。著しい違反があった場合には、処分の対象となる場合があります。また、Google Workspace ”for Education” の名称からも分かるように、学生のみなさんの研究や学習等に有効活用してもらうためのものですので、神戸高専学生としての目的以外での利用はできません。
GWSを使用する際は、神戸高専の学生であることをしっかりと意識するよう心がけてください。

目的外の不適切な利用例

  • 学校での活動に関係ないデータをGoogleドライブに保存
    (授業や課外活動などで利用は問題ありません)
  • 教育とは関係のないメールアカウントの利用
    (ネットワークゲーム登録などへの使用など。就職やインターンシップでの登録は問題ありません)

Googleのプライバシーポリシーおよび信頼性・セキュリティ

GWSのユーザとしてサービスを利用した場合、Google社の利用規約に従い、いくつかの情報がGoogle側に収集されます。例えば、検索履歴、端末情報、現在地情報、Cookieや匿名IDなどで、新しいサービスの開発のために利用されます。Google社は、高水準でのトップクラスのセキュリティ対策を行っているため、悪用される可能性はほぼありませんが、この事実・背景を理解して使用するようお願いします。

一方で、GWS for Educationの利用中に扱うデータ(配布資料・提出物など)は、全て神戸高専または利用者個人に帰属します。Google社が内容を確認したり、広告目的に利用したりすることは一切ありません。

詳細は、セキュリティとプライバシー をご参照ください。
またGoogleのポリシー(セキュリティ、プライバシー、ストレージ)や利用規約は途中で変更になる場合があります。

データの管理

GWS for Educationでは、Googleの一般アカウントよりも大きなデータ容量が用意されており、各ユーザは容量制限をあまり気にせずに利用可能です。
ただし原因不明のデータ損失や誤操作などで消去してしまった場合、そのデータを復元できないこともあり、またその責任をGoogle社に問うことも出来ません。バックアップ保存などの管理責任は全て各ユーザに任されています。大切なデータは自分のPC内に保存するなど、日頃からバックアップを取る習慣を持つことを推奨します。
また、万が一アカウントおよびパスワードが第三者に漏れた場合、データを不正に取得・改ざん・破壊される可能性があります。情報漏えい等が発生することのないよう十分にご注意ください。

Googleドライブなどに保存できないもの

  • 万が一の紛失した時に自分自身で責任がとれないデータ
    (自分のPCなどへのバックアップを心がけてください)
  • 個人情報(自分・他人に関係なし)
    (クラスや部活動の名簿・連絡先などは絶対に保管しないでください)
  • 秘匿性が必要なデータ
    (卒業研究などで取り扱う記録等、詳細は研究時に指導教員に確認してください)

Googleや神戸高専のストレージポリシーが変更された場合、容量制限をする場合もあります。日頃からファイルの整理をしていただくようにお願いします。

卒業後の利用

GWSのアカウントにて使用してきたGoogleドライブ内のデータについて、神戸高専を卒業または退学した後の保存は保証されていません。学校運営に支障が有る場合は予告なくデータが削除される可能性があります。Googleドライブなどで使用していたデータを卒業後に引き続き利用したい場合は、事前に自分のPCなどへ転送するなどの対応を各自で行ってください。
なおGmailについては、同窓会(六神会)と卒業生の皆さんとの連絡手段として、生涯利用可能なアカウントとして引き続き利用可能です。詳しくは入学後に説明を行います。