神戸高専における成長産業技術者教育プログラム
(航空宇宙分野・医療福祉分野・ロボット分野)の実施

成長産業技術者教育プログラム(以下「本プログラム」という。)の目的

神戸創生戦略・神戸2020ビジョンでは、「若者に選ばれるまちづくり」に向けて、「若者に魅力的なしごとづくり」に取り組んでおり、その一環として、神戸地域に企業集積があり、本市の次世代の基幹産業として今後の成長が見込まれる航空宇宙・医療福祉・ロボット分野の担い手を育成するため、地元民間事業者等の協力を得ながら、神戸高専における新たな教育プログラムを平成29年度から開設する。

本プログラムの概要

(1) プログラム名: 成長産業技術者教育プログラム(航空宇宙分野)
成長産業技術者教育プログラム(医療福祉分野)
成長産業技術者教育プログラム(ロボット分野)
(2) 対象学科: 機械工学科、電気工学科、電子工学科
(3) 対象学年: 本科3年~5年
各分野の関連企業への就職を強く望む学生
(4) 定  員: 対象学科ごとに若干名
(5) 開設年月: 平成29年4月

 

養成する人物像

航空宇宙分野 所属学科の専門教育をベースに基礎学力を身につけるとともに、航空機の開発・設計・製造・安全管理など必要な専門知識を幅広く有し、基本から応用につなげられる応用力を身に付け、航空宇宙分野の業界で即戦力として活躍できる人材を養成する。
医療福祉分野 所属学科の専門教育をベースに基礎学力を身に付け、医療・福祉機器の製作および開発、医療関連機器の応用に対応でき、技術者としての素養に加え幅広い医療知識を有し、医療福祉分野の業界で幅広く活躍できる人材を養成する。
ロボット分野 所属学科の専門教育をベースに、専門職領域の授業科目を追加履修することで、種々のロボットに関する基礎知識と応用能力を有し、ロボット分野の業界で即戦力として活躍できる人材を養成する。

本プログラムの内容

本プログラムを実施するにあたっては、産業界との連携が重要となる。
そのため、所属学科等の既存科目を各プログラム認定に必要な科目にするとともに、新たに地元民間事業者等の協力を得ながら外部講師による特別講座や企業・病院等への見学及び各分野の企業における学外実習等を提供する。

○ ロボット分野の説明動画

 

本プログラム履修生の選抜方法

平成29年4月に本科第3学年に在籍する者からの出願を受付け、書類及び面接(ロボット分野は実技検査も課す)により選抜する。

本プログラムの修了要件

(1) 所属学科の教育課程を修了すること
(2) 各分野の本プログラムの修了要件をすべて満たすこと
※(1),(2)とも満たした学生に対し、卒業時にプログラム履修証明書を発行する。