神戸高専“初”!現役学生によるベンチャー企業が設立されました。

お知らせ

2024/11/15

本校の現役学生により「株式会社Affinity Nexa」が2024年7月に設立されました。従業員は電子工学科4年生6名、同学科5年生2名の計8名で構成され、現役学生による起業は本件が初となります。
同社は「まわりの人を豊かにする」というミッションのもと、神戸高専の電子工学科4年生の学生(代表取締役:鷹尾心優)によって起業されました。同社のビジョンである「わくわくを連鎖させる」を実現するために、独自開発によるアプリを用いて料飲業界の課題解決に向けた革新的なソリューションを提供していきます。
また、本校は同社を「神戸高専発ベンチャー」として2024年10月8日に認定しました。

株式会社Affinity Nexaが開発中のアプリについて

同社が独自に開発しているアプリ「Professional Link」は、他の同様のアプリで提供されている相互評価や勤務時間の管理だけでなく、働き手に応じた給与計算、仕事の掲載、マッチング、および従業員向け研修などの業務サポートを含めた幅広い機能を有することを特徴としています。同社のソリューションは、労務管理の省略化のほか、従業員の能力向上や仕事のミスマッチの解消に寄与するとともに、料飲業界や人材紹介業全体が抱えている働き手不足、労働環境の改善などの問題解決にも大きく貢献するものです。

 

認定企業(現役学生初)の概要

企業名:Affinity Nexa

氏名 役職 学科・学年
鷹尾 心優 代表取締役 電子工学科
4年生
山本 泰資 取締役 電子工学科
5年生
吉田 隼人 取締役 電子工学科
4年生

事業概要:大幅に人手が不足している料飲業界において、独自開発したアプリの機能を活用して業界企業の課題を効率的に解決し、わくわくが連鎖する社会の実現を目指します。

鷹尾代表取締役コメント

起業のきっかけは、アルバイト先の社員が仕事で苦労している姿を目にしたときでした。アプリを活用すれば効果的であると思い、高専内の仲間を集め、初めは軽い気持ちで開発をスタートさせました。しかし、業界を変えていくためには持続的な開発が必要であることや、無償で協力してくれている仲間への報酬が必要だと感じ、起業を決意しました。
弊社は、身近な人々の日常を少しでも豊かにしながら、わくわくの源泉であり続けることで、常に新しい刺激とともに成長していける未来を目指していきます。また、今後様々なビジネスイベントに参加し、多方面からフィードバックを得ることでさらなる事業の発展を模索していきます。

神戸高専発ベンチャー認定制度の概要

神戸高専の研究成果や人的資源を活用して設立されたベンチャー企業を”神戸高専発ベンチャー”として認定することによりその活動を支援する制度で、神戸高専の創立60周年を機に昨年10月に創設し、同月に神戸高専の教員が設立した会社を第1号として認定しました。
認定を受けた企業は、本制度による以下の支援を受けることができるほか、高専発としての社会的信用を得られることで、より円滑な事業の展開が期待できることとなります。

  • ・「神戸市立工業高等専門学校発ベンチャー」又は「神戸高専発ベンチャー」と称すること
  • ・神戸高専の施設、設備の利用
  • ・神戸高専の住所を所在地とする商業登記
  • ・神戸高専が所有する知的財産権、研究成果の実施権の仕様に関する優遇措置
  • ・神戸高専主催のイベント、広告発行物、HP等による広報活動
  • ・神戸高専のロゴマークの使用

問い合わせ先

  • ・株式会社Affinity Nexaの事業に関すること
    株式会社Affinity Nexa 鷹尾(代表取締役)
    Email:takao-miyu★affinitynexa.com
  • ・神戸高専発ベンチャー認定制度に関すること
    神戸市立工業高等専門学校事務室総務課 研究連携担当
    TEL:078-797-4560 Email:office-sr★kobe-kosen.ac.jp
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