【 2024 年度 授業概要】
科   目 保健・体育 ( Health and Physical Education )
担当教員 春名 桂 教授, 寺田 雅裕 教授, 小森田 敏 教授, 吉本 陽亮 講師
対象学年等 電子工学科・2年・通年・必修・2単位【実技】 ( 学修単位I )
学習・教育
目標
C3(100%)
授業の概要
と方針
自主的なスポーツ活動を通して,生涯にわたって心身の健康を保持増進し,豊かなスポーツライフを継続するための資質・能力を次の通り育成することを目指す.1) 各種の運動の特性や社会生活における健康・安全について理解するとともに,技能を身に付けるようにする.2) 生涯にわたって継続して運動に親しむ習慣を育てる.3) 健康の保持増進と体力の向上を目指し,豊かで活力ある社会生活を営む能力を養う.



1 【C3】 ソフトボールの特性を理解し,状況に応じたバット操作と走塁,安定した捕球や送球を身につける.また,チームの特徴に応じた作戦を立てて,勝敗を競う楽しさや喜びを味わい,自主的にゲームを展開できる.
2 【C3】 バレーボールの特性を理解し,状況に応じたボール操作と三段攻撃とその守り等の連携した動きを身につける.また,チームの特徴に応じた作戦を立てて,勝敗を競う楽しさや喜びを味わい,自主的にゲームを展開できる.
3 【C3】 水の特性や泳ぎのメカニズムを理解し,基本泳法を学ぶ.また,水中での自己防衛技術として総合的な水泳能力の向上を図る.
4 【C3】 バスケットボールの特性を理解し,状況に応じたボール操作と攻撃とその守り等の連携した動きを身につける.また,チームの特徴に応じた作戦を立てて,勝敗を競う楽しさや喜びを味わい,自主的にゲームを展開できる.
5 【C3】 サッカーの特性を理解し,状況に応じたボール操作と攻撃とその守り等の連携した動きを身につける.また,チームの特徴に応じた作戦を立てて,勝敗を競う楽しさや喜びを味わい,自主的にゲームを展開できる.
6 【C3】 毎時間のストレッチやサーキットトレーニングを行うことにより,継続的な体力向上・健康増進・傷害予防に関する知識と技能を修得する.また,各種目の練習方法を学び,段階的な技能習熟を図ることができる.
7 【C3】 新体力テストを通じて,自分の体力・運動能力の状態を総合評価基準と照らし合わせて評価する.また,自分の身体・運動能力の変化を把握して,適切な生活様式の実践や運動能力の向上を図ることができる.
8  
9  
10  












1 ソフトボールの特性の理解・ルール・審判法・ゲームの進め方などを理解しているかについて,学習記録を通じて評価する.また,ボール操作・バット操作技能を修得しているかについて,実技試験で評価する.
2 バレーボールの特性の理解・ルール・審判法・ゲームの進め方などを理解しているかについて,学習記録を通じて評価する.また,ボール操作技能を修得しているかについて,実技試験で評価する.
3 水の特性や泳ぎのメカニズム・泳法・自己防衛技術・救急法などを理解し,水泳技能を修得しているか実技試験で評価する.
4 バスケットボールの特性の理解・ルール・審判法・ゲームの進め方などを理解しているかについて,学習記録を通じて評価する.また,ボール操作技能を修得しているかについて,実技試験で評価する.
5 サッカーの特性の理解・ルール・審判法・ゲームの進め方などを理解しているかについて,学習記録を通じて評価する.また,ボール操作技能を修得しているかについて,実技試験で評価する.
6 体力向上・健康増進・傷害予防・技能習熟に関して,毎時間の技能習熟度を関心・意欲・思考・技能・知識の観点から学習記録を通じて評価する.
7 新体力テストの得点で評価する.
8  
9  
10  




前期は到達目標毎1=20%,2=20%,3=20%,6=40%の割合で評価する.後期は到達目標毎4=25%,5=25%,6=40%,7=10%の割合で評価する.前期と後期をそれぞれ50点ずつとし,100点満点で60点以上を合格とする.
テキスト ステップアップ高校スポーツ:大修館書店
改定新版「保健体育概論」:近畿地区高等専門学校体育研究会編 晃洋書房
参考書 目でみる動きの解剖学:大修館書店
最新体育・スポーツ科学研究法:大修館書店
スポーツマンなら誰でも知っておきたい「からだ」のこと:大修館書店
トレーニング指導者テキスト理論編:ベースボールマガジン社
トレーニング指導者テキスト実践編:ベースボールマガジン社
関連科目 なし
履修上の
注意事項
1)前期授業において実技試験が未実施の者は,9月末日まで(後期は2月末日)に再試験を受けることができる.それ以降の再試験の申し出は受け付けない.但し,診断書が提出された病状や整形外科的な疾患の場合は,担当教官と相談の上,対応する.2)診断書が提出された場合において,実技試験を受けることが困難な場合はレポートで代替することがある.3)天候による授業変更を考慮し,屋外種目と屋内種目を隔週で実施する.

【授業計画( 保健・体育 )】
上段:テーマ/下段:内容(目標、準備など)
1 保健3「人間とスポーツ ー運動の分析ー」
改定新版「保健体育概論」を用いて上記単元の学習を行い,自分の興味のあるテーマについて探求する.またテーマに沿ったレポートを作成する.
2 バレーボール1
安全に留意するため,正しい用具(バレーボール・支柱・ネット)の使い方を覚える.壁打ちや対人パスを通して,様々なボール操作の方法を学ぶ.また,ラリーが続くような簡易ゲームに取り組む.
3 ソフトボール1
安全に留意するため,正しい用具(バット・グローブ・ベース・ソフトボール・マスク)の使い方を覚える.キャッチボールを通して,様々な送球(ピッチングを含む)と捕球の方法を学ぶ.トスバッティングを通して,バット操作の方法を学ぶ.
4 バレーボール2
グループ活動を通して,前回の学習内容を定着させ,スパイク練習やサーブ練習を通して,攻撃の方法を学ぶ.また,簡易ゲームを通して,ルールや運営方法を学ぶ.
5 ソフトボール2
キャッチボール・トスバッティング・シートノックを通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,ルールや試合の運営方法を学ぶ.
6 バレーボール3
グループ活動を通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,三段攻撃やその守備などの連係プレイ,ルールや試合の運営方法を学ぶ.
7 ソフトボール3
グループ活動を通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,状況に応じたバット操作と走塁,安定した捕球や送球と状況に応じた守備などの動きを高める.
8 バレーボール4
グループ活動を通して,前回の学習内容を定着させる.また,正式ゲームを通して,チームの特徴に応じた作戦を立てて,勝敗を競う楽しさや喜びを味わい,自主的にゲームを展開できるようになる.
9 ソフトボール4
グループ活動を通して,前回の学習内容を定着させる.また,正式ゲームを通して,チームの特徴に応じた作戦を立てて,勝敗を競う楽しさや喜びを味わい,自主的にゲームを展開できるようになる.
10 バレーボール5
これまでの学習を生かして,正式なルールに則り,グループごとに試合を運営する.また,ボール操作技能を修得しているかについて,実技試験で評価する.
11 ソフトボール5
これまでの学習を生かして,正式なルールに則り,グループごとに試合を運営する.また,ボール操作・バット操作技能を修得しているかについて,実技試験で評価する.
12 水泳1
水の特性を理解し,浮き方・沈み方などを学ぶ.また,泳ぎのメカニズム(ストリームライン・ローリング・息継ぎ・ストローク)を学び,基本泳法にチャレンジし,個人の能力に応じて泳力を高める.
13 水泳2
基本泳法にチャレンジし,前回の学習内容を定着させる.個人の能力に応じて,泳力を高める.
14 水泳3
水に関する事故とその原因を知り,自己防衛方法を着衣水泳や浮き身を通して学ぶ.様々なリレー種目を行い,泳ぐことだけでなく,競い合う楽しみを味わう.
15 水泳4
水泳技能を修得しているかについて実技試験で評価する.
16 保健4「からだとこころ ー疾病とその予防・大脳の仕組みと働きー」
改定新版「保健体育概論」を用いて上記単元の学習を行い,自分の興味のあるテーマについて探求する.またテーマに沿ったレポートを作成する.
17 バスケットボール1
安全に留意するため,正しい用具(ボール・ゼッケン・タイマー)の使い方を覚える.シューティングやボールハンドリングを通して,様々なボール操作の方法を学ぶ.
18 サッカー1
安全に留意するため,正しい用具(ボール・ゼッケン・ゴール)の使い方を覚える.対人パスを通して,様々なボール操作の方法を学ぶ.
19 新体力テスト1
反復横とび・20mシャトルラン・立ち幅跳び・上体起こし・長座体前屈・身長・体重・握力を測定する.指定の用紙に記録を記入する.
20 新体力テスト2
ハンドボール投げ・50m走を測定する.指定の用紙に記録を記入する.
21 バスケットボール2
個人練習やグループ活動(1対1,2対2,3対3)を通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,連係プレーやルール,試合の運営方法を学ぶ.
22 サッカー2
個人練習やグループ活動(1対1,2対2,3対3)を通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,連係プレーやルール,試合の運営方法を学ぶ.
23 バスケットボール3
個人練習やグループ活動(1対1,2対2,3対3)を通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,連係プレーやルール,試合の運営方法を学ぶ.
24 サッカー3
個人練習やグループ活動(1対1,2対2,3対3)を通して,前回の学習内容を定着させる.また,簡易ゲームを通して,連係プレーやルール,試合の運営方法を学ぶ.
25 バスケットボール4
正式コートを使ってのゲームを通して,より高度な連係プレーやルール,集団戦術を学ぶ.また,チームの特徴に応じた作戦を立てて,勝敗を競う楽しさや喜びを味わい,自主的にゲームを展開できるようになる.
26 サッカー4
正式コートを使ってのゲームを通して,より高度な連係プレーやルール,集団戦術を学ぶ.また,チームの特徴に応じた作戦を立てて,勝敗を競う楽しさや喜びを味わい,自主的にゲームを展開できるようになる.
27 バスケットボール5
正式コートを使ってのゲームを通して,より高度な連係プレーやルール,集団戦術を学ぶ.また,チームの特徴に応じた作戦を立てて,勝敗を競う楽しさや喜びを味わい,自主的にゲームを展開できるようになる.
28 サッカー5
正式コートを使ってのゲームを通して,より高度な連係プレーやルール,集団戦術を学ぶ.また,チームの特徴に応じた作戦を立てて,勝敗を競う楽しさや喜びを味わい,自主的にゲームを展開できるようになる.
29 バスケットボール6
リーグ戦の運営方法を学び,自主的にゲームを展開できるようになる.また,ボール操作技能を修得しているかについて実技試験で評価する.
30 サッカー6
リーグ戦の運営方法を学び,自主的にゲームを展開できるようになる.また,ボール操作技能を修得しているかについて実技試験で評価する.


中間試験および定期試験は実施しない. 中間試験および定期試験は実施しない.