教員紹介(一般科)
武久 真士
Takehisa Makoto
メール:
- 職名
助教
- 専門分野
日本近代詩
- 現在の研究課題と概要
1. 1930年代詩の研究
1930年代の近代詩が置かれていた、グローバリゼーションと古典回帰という対照的な現象について
分析し、日本の詩がどのように「詩」としてのアイデンティティーを獲得しようとしたのかを研究
しています。
1. 日本近代詩の理論的研究
日本の近代詩は美術や音楽など多用な他ジャンルと関わり合っている重要な分野ですが、近代詩が
どのように構築されているかという原理的な部分に関する研究は乏しいと言わざるを得ない状況です。
近代詩の「語り」や表現機構に関する研究を通して、日本近代詩を考えるうえでの有用な理論を打ち
立てることを目指しています。
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- 研究業績(主要3件)
- 「詩の語りについての試論―中原中也の詩を中心に―」
『論潮』 (13) 14-27ページ、2020年7月
- 「三好達治の四行詩における〈写生〉と〈風景〉―「主客両観」論を手がかりに 」
『昭和文学研究』 (86) 92-106ページ、2023年3月
- 「一九三〇年代の詩壇における形式論―春山・萩原論争を手がかりにー 」
『SAKU』 (88) 71-84ページ、2023年12月
- 所属学会、協会
日本近代文学会
昭和文学会
大阪大学国語国文学会
中原中也の会日本高専学会
萩原朔太郎研究会 - 担当教科
国語、国語表現法、日本言語文化論