教員紹介(電子工学科)

髙田 崚介(研究室のページはこちら、個人のページはこちら
TAKADA Ryosuke

メール:
TEL: 078-795-3244


職名

講師

専門分野

ユーザインタフェース
ヒューマンセンシング
ウェアラブルコンピューティング

現在の研究課題と概要

  • ■ ヒューマンセンシング技術の研究

    手の動きなどの人の「振る舞い」をセンサを用いて認識する研究をしています.
    特に,少ないセンサで多彩な振る舞いを認識することにより,低コストかつ容易に利用できる技術の開発に取り組んでいます.
    また,開発した技術を応用したコンピュータへの入力手法を構築し,人に使ってもらうことでセンシング技術の評価を行っています.

  • ■ 文字入力・ジェスチャ入力手法の研究

    マウス・キーボード・タッチパネルといった入力インタフェースの機能を拡張する研究をしています.
    例えば,マウスにもキーボードにもなる入力デバイスの開発や,従来のインタフェースを他の操作に利用する手法を研究しています.
    従来よりも多機能/高速/高精度/易学習な入力手法を構築し,人に使ってもらうことでその性能を評価しています.

  • ■ ウェアラブルデバイスによる身体拡張の研究

    衣類のように「着る」ことができるインタフェースを研究しています.
    人が装着することによって,人の振る舞いを認識/拡張するデバイスを研究しています.

研究業績(主要3件)

  • Ryosuke Takada, Toshiyuki Ando, Buntarou Shizuki, Shin Takahashi, “BaroTouch: A Technique for Touch Force Sensing Using a Waterproof Device’s Built-in Barometer,” Journal of Information Processing, Vol. 27, No. 2, February 2019, pp. 106-115.
  • 高田崚介,志築文太郎,高橋伸, “導電繊維編み込み手袋を用いた手形状認識手法”, 日本ソフトウェア科学会論文誌, コンピュータソフトウェア, 2018年, 35巻, 3号, p.3_45-3_56, 2018年7月
  • Ryosuke Takada, Buntarou Shizuki, Shin Takahashi, “JoyKey: One Handed Hardware Keyboard with 3×4 Matrix Slide Keys,” Human Interface and the Management of Information: Information, Knowledge and Interaction Design, HIMI 2017, Lecture Notes in Computer Science, vol 10273, May 2017, pp. 266-279.

所属学会、協会

ACM
情報処理学会(HCI研究会運営委員)
ヒューマンインタフェース学会

担当教科

論理回路,プログラミングII,電子工学実験実習,電子応用,卒業研究,専攻科ゼミナール

電子計算機部 顧問

受賞学術賞歴

2020年 ソフトウェア科学会 研究論文賞
2019年 Asian CHI Symposium, Best Poster/Demo Award
2019年 IPSJ, Specially Selected Paper
2018年 コンピュータエンターテインメント協会 CEDEC2018 インタラクティブ賞
2018年 情報処理学会 山下記念研究賞
2017年 Asian CHI Symposium, Best Poster/Demo Award
2017年 情報処理学会 HCI研究会 貢献賞,学生奨励賞
2016年 ヒューマンインタフェース学会 学術奨励賞